ホワイトニングの種類による値段と効果のちがいを解説

ホワイトニングに興味があっても、どのホワイトニングの方法が合っているかよくわからないために、決めかねている方もいるのではないでしょうか。歯を白くするホワイトニングには大きく分け4つの方法があり、それぞれかかる値段や効果がちがいます。

今回は、それぞれの方法について解説します。これからホワイトニングを受けるときの参考にしてください。

ホームホワイトニングの金額と効果

処方された薬剤を使い、ホワイトニングを自宅で行うものをホームホワイトニングといいます。歯科でマウスピースを作成し、処方されたホワイトニング剤をマウスピースに塗って待つという方法が一般的です。薬剤の濃度によってマウスピースを付ける時間は違い、効果が出るまで毎日行います。

効果がでるまでに1~2週間かかりますが、ゆっくりと薬剤を歯に浸透させるため効果が持続しやすく、仕上がりも艶やかな白さが期待できます。費用は、保険適応外のためマウスピース作成に約15000円~25000円、一週間分のホワイトニング剤の処方に約5000円程度かかるのが相場です。参考リンク>大阪ホワイトニング

効果出るまでに2週間とすると、約25000円~35000円かかります。

ホームホワイトニングのメリットデメリット

ホームホワイトニングのメリットは、忙しくて歯科に通うことができない人でもホワイトニングができることです。一度マウスピースの作成をすれば、自宅でホワイトニングができます。ホワイトニング剤の処方に歯科に行くとしても、施術を受けないので比較的早く帰宅することができます。

自宅用の低濃度ホワイトニング剤を使用するので、歯へのダメージを抑えツヤのある自然な白に仕上がります。また、長期間ホワイトニング剤を使用することで歯にホワイトニング剤がゆっくりと浸透し、ホワイトニング効果が長く持続することも大きなメリットです。

ホームホワイトニングのデメリットは、自分で毎日ホワイトニングを行わなくてはならないことです。ホームホワイトニング後は着色しやすい状態になるため、白以外の色の付いた飲食物・タバコなどの制限があります。効果が出るまでに時間がかかることも相まって、面倒になり途中でやめてしまうケースもあるようです。

オフィスホワイトニングの金額と効果

歯科で行うものはオフィスホワイトニングといいます。施術は医師や有資格者が行い、ホームホワイトニングよりも強い薬剤を使用するのが特徴です。一回の施術で効果が目に見えることが多いです。ホワイトニング剤に配合されている過酸化水素または過酸化尿素は、オキシドールや酸素系漂白剤の成分で、ブリーチング効果といって歯の表面の着色汚れを漂白することができます。

また、歯に塗って光を照射することで歯のエナメル表層の組織を分解し、マスキング効果という光の乱反射を起こすことで歯を白く見せます。オフィスホワイトニングの費用は、保険適応外で、ホワイトニングをする本数にもよりますが20000円程度から70000万円程度となっています。

一本4000円など、歯科により料金設定はいろいろありますので確認が必要です。ほかに、歯科で行うホワイトニングに、ウォーキングブリーチがあります。これは、神経が死んだ歯を白くする場合に使用されます。最近よく聞くポリリン酸ホワイトニングは、オフィスホワイトニングにポリリン酸を配合して歯ヘのダメージを軽減するものです。

オフィスホワイトニングのメリットデメリット

オフィスホワイトニングのメリットは、一回の施術で効果が出ることです。医師が処方する強い薬剤を使用し化学反応を強めるために光をあてることによって、一度の施術で歯を4トーンから7トーン白くすることができます。

一度の施術で済むので、忙しい方にもおすすめです。歯科ですべて済むので、自分でケアするのが面倒な方にもぴったりな方法です。オフィスホワイトニングのデメリットは、色戻りが早いことです。日ごろの着色しやすい食事などの頻度にもよりますが、概ね3か月程度で色戻りしてしまいます。

定期的にオフィスホワイトニングを繰り返すか、ホームホワイトニングやセルフホワイトニングを行うといったメンテナンスが必要です。また、施術中、または終了後に痛みを感じる方もいるので、よく医師と相談しましょう。

神経が死んだ歯には薬剤が効かないことや、歯の治療後の詰め物も白くならないので事前相談が必要です。

デュアルホワイトニングの金額と効果

デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用することです。オフィスホワイトニングの効果の早さと、ホームホワイトニングの持続性を合わせ持った方法です。それぞれ単発で行うよりも相乗効果が期待できます。

費用は高額で、50000円程度から100000円を超える場合もあります。

デュアルホワイトニングのメリットデメリット

デュアルホワイトニングのメリットは、オフィスホワイトニングで得た効果を美しく保つことができることです。金額は、オフィスホワイトニングをした後もメンテナンスが必要になることを加味すると、高額すぎるということではありません。

デメリットはホワイトニングの中では一番高額であることです。また、ホームホワイトニングのわずらわしさがあることもデメリットです。日々歯の美しさを追求するために行動できる方には、きれいな歯を維持できるためにおすすめです。

セルフホワイトニングの金額と効果

処方の必要のないホワイトニング剤や市販のホワイトニング剤を使用して、自宅や美容サロンで自分でホワイトニングをすることをセルフホワイトニングといいます。市販されているホワイトニング剤は、歯をブリーチングする成分が入っていません。

そのため、効果としては歯を白くするというよりも、歯本来の白さを取り戻すことが目的です。費用も一番安く、1000円程度から30000円程度まで幅広くあります。歯磨き粉にホワイトニング成分が配合されているものから、光を照射するタイプのものまでいろいろあるのが特徴です。

サロンで行うセルフホワイトニングは、一回の利用が5000円程度で、回数券などを使うと自分で物品を揃えるよりも料金が抑えられます。

セルフホワイトニングのメリットとデメリット

セルフホワイトニングのメリットは、金額の安さです。気軽に始められて続けやすいことが最大のメリットです。自宅で好きな時に行うのもよいし、サロンの回数券で仕事帰りにホワイトニングをして帰るといったライフスタイルに合わせたやり方が選べます。

デメリットは、効果の不安定さです。セルフホワイトニングではブリーチングをするわけではないので、歯のクリーニングに分類される行為です。クリーニングでも十分歯を白くできますが、着色の程度や使用する薬剤によっては思うような効果がでない場合もあります。

金額と効果で自分にあったホワイトニングを選びましょう

4つのホワイトニング方法を説明しました。どの方法もメリットとデメリットがあり、効果や金額も様々です。ホワイトニングの基本的な分類を知って、自分にどのようなスタイルが合っているかを考えるヒントにしてください。

自分が望む金額や効果のホワイトニングを上手に選んで、自分好みの輝く白い歯を手に入れてください。